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業務ダッシュボードとは?会社の「今」を一画面で確認できる仕組みの作り方

「今日対応しなければいけない案件は?」

ノートPCに表示されたデータダッシュボードのイメージ
Photo: Stephen Dawson / Unsplash
ダッシュボードは「情報を増やす」ためではなく「探さない」ために作る

売上・案件・問い合わせ・タスクのすべてを並べるのではなく、今の仕事で判断に必要な情報だけを一画面に集めます。

「今月の問い合わせは何件?」

「見積を出したまま止まっている案件は?」

会社の状況を確認するために、複数のExcel、スプレッドシート、メール、チャットを開いていないでしょうか。

必要な情報がそれぞれの場所に保存されていると、状況を把握するだけでも時間がかかります。

そこで使われるのが業務ダッシュボードです。

ダッシュボードとは、必要な情報を一つの画面にまとめ、現在の状態を分かりやすく表示する仕組みです。

この記事では、中小企業や小規模なチームで業務ダッシュボードを作るメリットと、何を表示すべきかについて解説します。

ダッシュボードとは?

自動車のダッシュボードには、速度や燃料、警告灯など「運転中に必要な情報」が表示されています。

業務ダッシュボードも考え方は同じです。

会社のすべてのデータを表示するのではなく、今の仕事を進めるために必要な情報だけをまとめます。

たとえば営業なら、

  • 新規問い合わせ
  • 対応中案件
  • 今月の受注
  • 見積提出後の未回答案件
  • 今日のフォロー予定

などです。

ダッシュボードのメリット

01

情報を探す時間を減らせる

毎朝複数のファイルを開き、条件を絞り込み、状況を確認する作業を減らせます。

02

問題に気づきやすい

期限超過、未対応、在庫不足などを目立つ形で表示すれば、対応漏れに気づきやすくなります。

03

判断の基準をそろえられる

同じデータを見て判断できるため、人によって把握している状況が違うという問題を減らせます。

何でも表示すればいいわけではない

ダッシュボードを作ると、グラフや数字をたくさん並べたくなります。

しかし、情報が多すぎると、かえって重要なものが分からなくなります。

最初に考えるべきなのは、この画面を見たあと、何を判断したいのかです。

経営者向け

経営判断に必要な情報

  • 今月の売上
  • 受注見込み
  • 未回収
  • 新規問い合わせ
担当者向け

今日の行動に必要な情報

  • 今日やる案件
  • 期限超過
  • 新着問い合わせ

同じ会社でも、役割によって必要な画面は変わります。

グラフが必要とは限らない

ダッシュボードというと円グラフや棒グラフを想像しがちですが、すべてをグラフにする必要はありません。

「対応が必要な案件一覧」のように、普通の表のほうが分かりやすい情報もあります。

数字、グラフ、一覧、通知などを、目的に応じて使い分けます。

データベースと組み合わせると強い

ダッシュボードは単独の仕組みではなく、裏側にあるデータを見せる画面です。

顧客、案件、売上、タスクなどがデータベースに整理されていれば、その情報をリアルタイムに近い形で表示できます。

つまり、

データベース情報を保存する場所
ダッシュボード情報を見る場所

という役割分担です。

スマートフォン用の簡易画面も作れる

経営者や営業担当者が外出することが多い場合、パソコン用の大きな画面だけでは使いづらいことがあります。

そこでスマートフォンでは、

  • 今日の予定
  • 新着問い合わせ
  • 重要な警告
  • 売上の概要

などに絞った画面を用意する方法もあります。

「すべての情報を持ち歩く」のではなく、移動中に必要な情報だけ確認するという考え方です。

ダッシュボードは「見るだけ」で終わらせない

さらに便利なのは、ダッシュボードからそのまま操作できるようにすることです。

たとえば、

1

未対応案件をクリック

対応が必要な案件を一覧から選びます。

2

詳細を見る

顧客や案件の情報をそのまま確認します。

3

対応メモを追加

その場で対応内容を記録します。

4

ステータスを変更

確認画面から作業画面へ移動せず、次の状態まで更新します。

まで一つの流れにします。

状況確認の画面と作業する画面がつながることで、複数のサービスを行き来する手間を減らせます。

最初は3つの情報だけでもいい

最初から会社全体の数字をまとめる必要はありません。

たとえば、

1

新規問い合わせ

新しく入った相談や問い合わせを見逃さない。

2

未対応案件

止まっている案件をすぐ確認できるようにする。

3

今日のタスク

その日に行動すべき内容へ直結させる。

だけでも十分に価値があります。

日常的に使うようになってから、売上や集計などを追加できます。

まとめ|ダッシュボードは「情報を増やす」ためではなく「探さない」ために作る

会社のデータが増えるほど、「どこを見ればいいか」という問題が出てきます。

業務ダッシュボードの役割は、情報をたくさん表示することではありません。

今必要な情報を、探さなくても見える状態にすることです。

株式会社アイ・エス・コミュニケーションズでは、見栄えの良いグラフを作ることを目的にせず、普段どの情報を確認し、次に何をしているのかという業務の流れから画面を設計します。

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会社の情報を一画面にまとめたい

現在確認しているExcel、スプレッドシート、管理サービスなどを整理し、「毎日見るべき情報」を一緒に決めるところから始められます。

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